くまくまさんの時間は魔法だね

2019年3月26日生まれの息子くんの成長記録。大人になった時に読み返してくれると嬉しいです。

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【感謝】思い出がまたひとつ思い出になってしまった

photo by 写真AC

くまくまさんです。

 

週末は私の出身大学のある街にひとりで訪れていました。

理由は在学中いちばんお世話になったジャズバーが来年で閉店するため、最後のご挨拶です。

ジャズバーと言っても学生街にある店らしく若者に溢れた店でカウンターよりテーブル席のたくさんあるワイワイしたお店でした。大学生になって初めてのバーという店。あとで知ることになりますがお値段もかなりリーズナブルでここのイメージで他のバーに行ったときはあまりの高額さに面を食らった思い出があります。

あとは何度となく吐いたトイレ。何度となく寝落ちした奥の椅子。何度となくいただいたマスターの温かい言葉。何もかもがお世話になりっぱなしの日々。卒業してからは数あるほどしか行けませんでしたがその後もずっと心にありつづける宿り木みたいなものだったと思います。

 

たくさんの想いが交錯する中、店に着いたらなんと休業・・・。電気がついていないのでおそらく休みなのでしょう。あとで後輩に聞きましたが先日までの学園祭期間中の繁忙期による臨時休みだったそうです。週末でも休むくらいですから相当つらかったのでしょう。マイク真木さんみたいな白いひげが特徴のマスター。もともと結構な歳と思っていましたが気づけばそれから20年も経っています。閉店やむなし。時の移ろいを感じざるを得ませんでした。

しかたなく思い出の街を探索。当時通い詰めた飲み屋を中心に回ります。だいたいの店が残っていてホッとする一方、メインストリート以外の店はだいぶなくなっていました。当時お世話になった先輩のアパートや自分の家もまだあってびっくり。自分のアパートはもともと古かったのが更に古くなっていてよくこんなところに住めていたなと我ながら感心します。いまはアジア系の外国人の方が住まわれているようでした。周りを見渡せば新しいマンションがたくさん立ち並んでいます。自分や当時の先輩、後輩たちが住んでいた家は失われつつあるのですね。住むところだけは高級になり、貧乏になっている国とは思えない。学生の方がよほどお金持ちかも。

結局どの店にも入らず2時間かけてまたとんぼ返りでした。20年ぶりの街探索。それはそれで楽しかったかもしれません。まだ時間はあるので今度こそ一目だけでも会いに行きたいですね。

 

このことを母に送ったら私の実家ちかくにあった個人のお寿司屋さんも閉店したとのこと。我が家でお祝いや親戚の集まりと言ったらここだったのでとても寂しく思います。妻さんや息子くんも以前一度だけ連れていけたのはよかったです。遠く離れた地でも私の思い出のルーツがまたひとつ姿を消しました。高齢化、後継者、とくに個人店がずっとお店を続けていくのは難しいですね。それでも7割以上の飲食が1年経たずに閉店すると言われる日本。何十年も心のよりどころであり続けていてくれたお店たちに感謝しかありません。また新しい出会いがあるといいですね。

 

戻った翌日、息子くんと近くのデパートで割と有名なお笑い芸人さんたちが来ていたので見てきました。決め台詞が有名な芸人さんだったのであらかじめ息子くんにたくさん教えていて楽しそうに真似していたので本人が登場したときは息子くんは興奮のあまり叫ぶほど喜んでくれました。テレビで見るほどおもしろいはとは思えなかったけど定番のギャグでやっぱり安心するなと思いました。一通り終わった後芸人さんが「自分の芸人人生、このあとやばいのは自分でわかっています」と告白し、お客さんを笑わせていましたが息子くんがとても喜んでくれた人です。私の思い出の店たちのようにぜひ長く続けてほしいなと思いました。

 

 

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