くまくまさんです。
息子くん4歳11か月。自閉症スペクトラム障害、軽度知的障がい。色の好みは変わりがち。
来週26日は息子くんの5歳の誕生日です。
息子くんがこの前の2月終わりくらいに昨年購入した自分の自転車(キックバイク)の小ささに気づき、新しい自転車への執着を見せたので誕生日プレゼントは補助輪つき自転車と決定しました。3月の週末はもっぱら自転車探しの旅に出かけているのですがまあこれがなかなか決めてがないもので未だ迷走している状態です。
理由の一つはまず思ったより高価なこと。
サイクルショップで新品で買おうとすると最低でも16000円以上はします。それも泥除けもないカゴもない代物。ちゃんとフルセットを買おうとすると急に22000円、26000円、有名メーカーものになろうものなら30000円など優に超えてくる超高級仕様です。なぜパーツの大きさが遥かに小さい子供用の自転車の方が大人の自転車より高価なのかまったく意味が分かりません。これが工業製品のロット生産の力ということでしょうか。少子化の時代に子供用自転車を手に入れるのは難しいと感じました。
そんな高級車にも関わらず子供用自転車は防犯登録義務もなく、簡単に盗まれてしまう可能性もあるというリスクもあります。自分の経験上、防犯登録などしていても狙われて盗まれたら大抵帰ってくることはないのは分かっているのですが抑止効果に少しはなっているとも思っているこの防犯登録。もちろんたった500円くらいなので新品購入の際は登録するつもりですが子供用自転車の何が悪いかって大人用よりは少なくとも小さくて軽いんですよね。鍵かけたところで簡単に盗まれてしまうし、かといって家の中に保管しておくわけにもいかない自転車・・・購入になかなか踏み切れない大きな障壁です。
そこでリサイクルショップや中古自転車屋も回ってみましたがなかなかどうして、中古の補助輪つきの自転車って意外と売っていないです。何を隠そう息子くんに昨年買ったキックバイクは某大手リサイクルショップで2000円程度で購入したものなのでせいぜい5000円くらいで手に入ると思っていたのです。しかしまず玉がすくないうえ、あっても8000円、10000円、15000円と「安い!これください!えいやぁ!」とお札を衝動的に投げられるほどの値段でもありません。慎重になってしまいます。
そして第二の問題は息子くんです。
なんだかモチベーションが下がっているみたいで自転車屋さんに行ってもたいして反応してくれなくなりました。「これがいい」と最初に行ってくれたのが30000円の自転車だったため我々が思わずしり込みしてしまってから「この親は買う気がないのか?」と息子くん自身が興味をなくしてしまったのかもしれません。
行くたびに「これ」となんとなく言ってくれるものの息子くんが選ぶものが完全なる女の子用デザインだったり、安いけど恐ろしく汚い中古車だったりするうえ、好みの色もその時でまったく違っていて安定しません。「ほんとに欲しいのか?」と疑惑のまなざしの親との妥協点が見つからないままだんだん息子くんもめんどくさくなって、座り込んだり、自転車よりも自転車についているベルにご執着なされたりと進まないし、そもそも自転車屋さんに行こうとすると「やだもう帰りたい」「おうち帰る?」と帰宅煽りモードになってしまい始めている始末・・・。
いっそのこと自転車を諦めて誕生日プレゼントに他になにが欲しいかきいてみるものの、『誕生日だから特別に欲しいものが買ってもらえる!やったー!』という概念が理解できないらしくとにかく何も答えてくれないし、どれが欲しい、の表現もまったくないので困り果てています。
まあおもちゃは部屋に溢れていますし、別に誕生日だからといって子供が欲しがっていないのに絶対何かあげなくていけないものでもないともいえるので物欲が出てくるのを静かに待とうと思います。我々も息子くんがこれ欲しい、と言うのを『高価だから』と拒否しないで表現ができるくらい欲しいんだと思って即断即決で買うくらいの勇気が必要なのかもしれませんね。ただ、それにしても高い!高いよ!!給料あげてよ!!
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