くまくまさんです。
昨日、息子くんの発達の遅れをカバーできる療育施設はないものかと市の障害福祉課で紹介された民間施設に電話しました。通常であれば施設は『親御さんたちで勝手に探してください。こっちには決まったら電話だけくれればいいですから』のスタンスらしいのですがそれだとあまりに五里霧中すぎるということで希望にあった施設探しのサポートをしてくれるところだそうです。
で、午前中に電話して受付をしました。
こちらの希望としては、
・もうすぐ3歳になる子供が受け入れてもらえるところ
・発語、行動面で遅れが見られる
・両親がフルタイムで働くことができること(預かり時間が業務時間に干渉しない)
の3点と現在の住まいをお伝えしました。担当が午前中は会議なので午後から連絡します、とのことで待つことにしたのです。これならいくつかピックアップしてもらえるだろうと。
連絡が来たのが16時過ぎ。結論から言うと紹介はしてもらえませんでした。
理由というと、
・どちらかというとうちはもう少し大人の方を対象としている
・施設ごとのどういったことに強みがあるかの特徴までは知らない、保育園の送迎なども知らない
・例えば親子参加の発達相談などであれば一番お勧めしているセンターがある
ということでした。
もう少し大人(小学生以上)の方向けの施設探しサポートというのは理解できましたがそれにしても開所時間の把握や施設の内容すら認知していないというのは『検索データベースがない図書館のようなもので本は置いてあるけど管理はしてないよ』と言われているようで非常に不快でした。それに親子参加の相談は求めていません。保育園代わりになる療育施設はないかと希望を伝えていたはずで午後からのその電話でも改めて伝えたのに「むずかしいですね」と言ってみたかと思えば「サポートはします」「探せばあると思います」「施設空き状況の確認はできます」「もちろん自分たちで探してもらうのもありですけどね」など何が言いたいのかわからない状況。
それはそうですよね。開所時間もわからないのであれば紹介しようが無い訳ですから。
平行線をたどっている感が強くなりだんだんイライラしてくるのが自分でわかりました。「結局紹介してくれるんですか?してくれないんですか?紹介してくれる要件があればそれはなんですか?」と語気強く質問したところ、「市のHPにある施設を自分たちである程度あたりをつけてそれから連絡してくれ」との結論でした。
要するに候補を自分たちで絞ってこいとのことだそうです。
候補は知ってますよ。40以上もあります。
それを一件一件検索するのが大変だからデータベースがあるであろうこの施設に電話しているのに絞ってこい、ではサポートでもなんでもない。あたりが付けば施設はいずれ見学することになるわけですから見学予約の際に空き状況を確認するのなんて当然自分たちでできます。
結局はけむに巻かれたような回答しかもらえなかったのは非常に遺憾です。
こちらが求めていたのはインターネットの検索画面。キーワードを入力してエンターキーをポン。検索結果は〇〇件です。
でも向こうはその知識がありませんでした。それならそれで初めに「Not Found」と言ってもらえればいいのです。こちらに気をつかうつもりで「サポートはできます」などと言われても結局「自分たちで絞ってこい」では活用できません。時間の無駄。
発達に遅れが見られる子供は確かに子供全体を通してみれば数パーセントしかいないのかもしれません。まして3歳以下ですから未発達だけな子供もいます。でもこうして施設もたくさんあり、発達相談は3か月先まで予約で埋まっているくらい需要はあるのです。こうした施設探しの相談だって山ほどあるはずなのにどこもデータベースを持っていない、もしくは丸投げ、親で探せ、それではあまりに不備するのではないでしょうか。
やがてこのイライラや苦労が「あの時は必死だったよね~。気を使いすぎただけだったけど!」と笑える日がくるといいのですが・・・。
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