くまくまさんです。
おしゃべりが上手になってきた息子くん。
先日初めて『ばぁば』と発言してからというもの次は私の名だ（僕）、いいえ私の名だ（妻さん）と両親が骨肉の争いをしているとかなんとか。
そんな拮抗を破ったのはもちろん我が家の主人公。ついにしゃべりましたよ。
『パパ』と。
確かに聞こえました。妻さんも同席のうえ納得したコール。
息子くんが2番目に発言した家族の名は『パパ』でした。おめでとう！おめでとうございます！パチパチパチ♪
私は田舎出身なので割合古い考えの持ち主です。それゆえ『パパ』と呼ばれるのには結婚前から不快感がありました。
『日本人ならお父さんと呼ばせるべきじゃろう』と真面目に思ってました。
日本において『パパ』という愛称は子供（特に男児）がある程度大きくなった時からどこかで『お父さん』と呼びなおさなくてはいけない時がきっとくる。だったら最初から『お父さん』でいいじゃないかと。これが理由です。私も実父を呼ぶときは今も『お父さん』です。
また、その状況が、『座椅子と自立式メリーのおもちゃの間に挟まってしまい身動きが取れなくてもがいている』状況で発言したものですので私が望んでいた『パパ』と息子くんの『パパ』はきっと違う意味なんだと思います。（なんじゃい動けんぞ、くらいの意味ではないかと）
なのに…なのに…息子くんの『パパ』にはその根底を大きく揺さぶる破壊力がありました。かわいさの暴力です。心臓を矢で射抜かれたような衝撃が襲いました。
いいですね。呼ばれるって。認識していなくても発音してくれたそのことだけでお腹が満たされた気がします。
呼び方なんて実は何でもよかったんですね。凝り固まった信念を子供は簡単に崩してくれます。良いことも悪いこともありますがだいたい良いことだらけです。
今日も元気に成長してくれてありがとう！
はやく妻さんのことも『ママ』って呼んであげてね。きっと家族の中で一番君のことを一生懸命向き合ってくれている人なんだから。
思い出に残る一日になりました。
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