どうも、くまくまさんです。
私は昔からテレビゲームが好きで延々とやっていたクチでした。
高校受験の時も試験2週間前に発売されたシミュレーションゲームがどうしても欲しくて購入。ダメと分かっていても徹夜でやってしまい、とりあえず一周攻略したのは試験の1週間前ってなくらいにはハマってました。(高校には合格しましたが…)
時は流れ、ハードがPCからスマホに代わってもゲームはやり続けます。
幸いなこと(?)に妻さんもスマホゲームは嫌いな方ではなかったのであるときまでは特に言われることもなく、逆に関心も示してくれることもありました。
しかし、この度、ゲームをアンインストールすることを決断しました。
いい歳の大人がまだゲームやってたの?
そういう声が聞こえてきそうな気もします。
確かにリアルな成人男性がいつまでもゲームに熱中している姿は異様に感じる人も多いかもしれません。
しかしとあるデータを見つけました。
こちらでアプリの課金経験者の割合調査を行っています。
Testeeというアンケートアプリで集計を行い、約7200人(うち男性2500人 女性4700人)の回答を得ています。
このアンケート結果によると課金経験者は全体の約50%ではありますが、年代別に見ると30代が一番アプリに課金を経験したことがあるという結果になりました。
アプリ=ゲームとは限りませんが課金に対する抵抗感は30代が一番少ないのかもしれません。
また、こちらの方ではスマホゲームに対する利用時間を集計しています。
https://weekly.ascii.jp/elem/000/000/343/343467/
こちらでもスマホゲームを1日に2時間以上遊んでいるユーザーは男性・年代別に見ると 30代男性が一番多い結果になっています。また課金経験割合も25%と20代男性とともに最も多くなっています。
10代はそもそも課金ができるほどお金を持っていない、という考え方もできるとは思いますが30代(特に男性)はゲームにはまりやすい世代と読むこともできそうです。
ゲームに親しんだ世代
振り返ると我々30代はテレビゲームの進化とともにありました。
私は今年36歳なので同い年の1983年にファミリーコンピューターが発売され、その後はゲームボーイ、スーパーファミコン、メガドライブ、セガサターン、ネオジオ、バーチャルボーイ、プレイステーション、ドリームキャスト、ニンテンドー64、XBOX、と10代で発売されたハードを思い出すとこんなにあったのかと思うくらい数々のゲームハードが乱立していた時代を駆け抜けていました。
ここにパソコンゲームが加わりますのでその数は膨大です。
なおかつ昔は今ほどインターネットも発達していない時代です。
今のように自分ではソフトを買わず、誰かのゲーム実況を見て楽しむという手段はあまりなく、友人の家に遊びに行って自分でやる、もしくはなんとかお金をためてやっと買ったソフトをお互い貸しあい、毎日学校で攻略を相談するなどアナログな方法で楽しんでいましたので思い出がたくさんあります。
しかも発展途上だったゲームは内容もさまざまで良い意味でも悪い意味でも印象に残る作品を数多く残しました。
未だにスーパーファミコンのゲームの新しい裏技(バグ)を見つける作業をし続けている人もいるくらいですのでその名作(迷作?)っぷりは推して知るべきでしょう。
この点からも30代がゲームにハマる理由がある気がするのです。
妻さんの反対、そしてアンインストール
私は飽き性な性格なので新しいゲームをインストールしては消し、インストールしては消し、を繰り返し、結局何年もやっているゲームは2~3作品に絞られていました。
ただ愛着が湧きすぎてなかなか止められないのが現状でした。
しかもその続いているゲームの一つが、きわどい水着や衣装を着たおっぱいボイーンの女の子たちが胸を揺らしながら戦う戦略ゲームだったので妻さんから遂にやめてくれとのお達しが出てしまったのです。
(決してエッチなゲームではありません。システム的には面白かったんですが…)
後ろ髪ひかれながらもやりこんだゲームアプリをことごとくアンインストールしまして、長いゲーム人生とはおさらばを告げることとなったのです。(といいつつポケモンGOは朝だけまだやってたりします)
喪失感に苛まれた私、大ピンチ。もうゲームなしではいられない。
そう思っていた私ですが止めてみると意外や意外、大した喪失感などなかったのでした。それは以下の点が原因だったように思います。
解消したこと①:子供と接する時間ができた
ゲームというのはどうしても誰かが作った箱やルールの中で遊ぶものです。
特にスマホゲームはユーザーの時間を管理してしまいがちです。
・イベントが〇時~〇時まで
・ミッションを一日に〇個こなせ
・イベント期間中に攻略できた人に限定キャラクターを進呈
など時間のリソースを延々と割いてくるようになります。自分の意思で進めることが難しいのです。
しかも当然ゲームをやる人が集まりやすい時間帯にぶつけてくることが多いわけですから、その時間といえばそう、夜。
仕事から帰ってきて子供のお世話をする時間ともろにかぶるわけです。
結局どっちつかずでうまくいかなかった日々がまず解消されました。
子供と向き合う時間が作れたのは大きいと思います。息子くんは所かまわずスマホを見続けていた私を見ながらいつの間にかスマホを目で追うようになっていました。
これは大きな反省です。
息子くんに見せる親の姿がこれ以上ゆがまないよう気をつけていきたいですね。
妻さん曰く、「そろそろリアル子育てゲームに集中して」とのことです。
母強し。注意してくれてありがとうございます。
解消したこと②:本を読む時間やブログを書く時間が作れた
現在私は株式投資による資産形成を行っておりさまざまな投資法を用いて60歳までにアッパーマス層(資産3000万円以上)を目指しています。
勉強のために購入した本が時間の縛りがなくなったおかげで読めるようになりました。アプリゲームはサービスが終了してしまえばそれまでやってきたことが無になるわけですが資産形成はあとに残ります。
その目標ですら自由に設定でき、誰かの決めたルールではない中で自分の裁量で決定していくスタイルは人生の歩み方と似ています。
そしてこの弊ブログもささやかながら将来成人した息子くんに宛てたタイムカプセルみたいなものです。
大したものは残せませんが家族の思い出を作ったり残したりするのが自分の役目だと思っているのでこのブログに宛てる時間が作れたのは何よりだと思っています。(一応、1日1記事を目指しています。あ、日付が変わってる…泣)
そうは言っても…
ゲームによって今の自分があるのは間違いないですし、感謝しているのも事実です。
私の場合、今の会社で当初苦手であまり話さなかった人と同じゲームでつながってから交友関係が深まり、ゲームをやらなくなった以降も仕事にもいい影響が出ていますし、詳しくは言いませんが私の人生の大事な決断を後押ししてくれたのも実はゲームのおかげというところもありまして、ゲームに悪い印象はありません。
同じフォーマットだからこそ知らない人同士の共通の話題のきっかけになりうるメリットもあります。
ハマっているなら大いに楽しめばいいのです。
ただ優先順位は大切にしましょうね。
↓↓長くなりました。最後まで読んでくれたあなたはボタンをクリックしていってくださいね笑