くまくまさんです。
うちの息子くんはだいたいが怖いもの知らずで、ビビらせても何のへっちゃら。
「こわいこわいwww」とか言いながらゲラゲラ笑って、終いには「もぅいっかい、やってー」なんて催促してくる始末です。
ただそんな無敵ボーイでも時折、本当に怖くてすくんでしまうこともあります。
たとえば記憶に新しい24年元旦の「能登半島地震」の一連。
その時は私の実家に帰省中で、家の中にいるのに飽きた息子くんを外に連れ出して雪が積もっている場所で遊んだ帰り道のことでした。携帯からのあの異様な警戒音。そして直後の大きな揺れ。外にいても感じたあの衝撃と不快な警戒音に息子くんは確かにビビりまくっていました。正月が終わってからも1月いっぱいは唐突に「地震こわかったねー」とつぶやくくらいトラウマだったのでよっぽど怖かったのでしょう。
他にビビり始めたのは「犬」。以前はどんなに吠えられても笑いながら突撃していたのに最近は「あ、犬だ!」と喜んではいるものの決して近寄りません。すれ違う場面ではうずくまったり距離を取ったりしてやり過ごすのが定番。そして通り過ぎてから「ばいばーい」と急にフレンドリーになったりして変なヤツですまったくもって。
これらの事例から察するにかたちが見えないものやこちらを攻撃してくる可能性があるものは怖いと感じているようです。この辺は知的障がいがある息子くんでも普通の反応かなとある意味安心しました。恐怖は自分を守ろうとすることにつながりますからね。なんでも笑い飛ばしてしまうのも良くないと思います。
んで、これからは笑い話。
昨日の夜、寝室に行ってもなかなか寝ないでゲラゲラ笑って暴れていた息子くんがいました。妻さんが電気を消して部屋を真っ暗にしたところで「おーばーけーだーぞー。寝ないと食べちゃうぞー」と脅かしてみても「パパァ、こわいこわいwww」といつものごとく笑いながら転がりまわっていたので、またしてもドライブに連れ出さないと寝ないのか・・・と諦めかけていたその時、妻さんが息子くんを抱いて「ほら、なんか聞こえた」と言いました。
実際は何も聞こえないただの嘘。でもシリアスに言われたらとりあえず聞き耳を立ててしまうのも当然で、息子くん、一瞬黙ります。そうすると都合よく外の風が「びゅう!」と吹きました。昨晩は風が強く、何かがざわついている雰囲気は十分でした。息子くんはハッとしてさらに黙ります。身を構えて一緒の布団のママに自然と寄り添います。「(え、本当におばけきた?)」とビビっているのは明らかです。そして妻さんはそのまま「寝ないと食べられちゃうかも」と畳みかけてさらに脅しまくって息子くんも見えない恐怖に耐え切れず、目をつぶって防戦一方の構え。終いには私の布団の方に潜り込んできて「パパァ、こわいこわい」と先ほどまでとはうって変わったローテンションでビビり散らかしてそのまま寝てしまいました。
やっぱり見えないものへの恐怖は息子くんとは言えど苦手なものなんですね。風にビビッて寝ちゃうとかやっぱり4歳児なんだなぁ!ああ、かわいい!!笑
ママ、お見事。ナイスでした。
↓↓ブログランキングに参加しています。
良ければボタンをクリックしてもらえると嬉しいです♪