くまくまさんの時間は魔法だね

2019年3月26日生まれの息子くんの成長記録。大人になった時に読み返してくれると嬉しいです。

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【アドバイス】自閉症っ子とのコミュニケーションはまずは頑張りすぎないこと

photo by 写真AC

くまくまさんです。

 

昨日1/8は年末年始の冬休み最終日でした。見事連休を勝ち取った側の平日サラリーマンの方々は家族、恋人、友人あるいはひとりで近場の商業施設やスパセン、自宅で朝から飲酒などで最後の日を満喫していたと想像します。

想像、と申し上げたのは、そうです。私は8日が仕事はじめだったからです。

 

弊社は世の中の流れにいまいち沿わない会社であります。

おそらく月の稼働日の関係なのでしょうがこういう時は平気で連休をカットしてきたります。そのくせ自分たちがゴルフコンペをしたいがために無理やり変な日に特別休暇を設定し、全従業員を連れションのごとく休ませて「自分たちが遊びたいから休むんじゃないぞ」と言い訳を決め込みます。したがって保育園が開いていない休日でも平気でしわ寄せ出勤が設定されているので結局有休を意味もなく消化させられているという訳です。年末は私が休み、そして昨日は妻さんが休んで息子くんの面倒を見ていました。

 

息子くんと二人っきりになるとつい考えてしまうのは『どうやって息子くんの体力を削るか』です。保育園であれば午前中にお散歩や園庭でさんざん遊ばせてお昼寝を誘うこともできますし、先生方がひとりひとり注視して面倒を見なくても園児同士で勝手に遊び回ってくれることもあると思います。しかし、家での息子くんを相手できるのは自分だけ。まして息子くんは自閉症スペクトラム障害、知的レベルは2歳くらいの自由人です。自由の歯止めが聞かず、夜もいまいち寝てくれません。ただ一度寝てしまえば結構長時間お昼寝、あるいは朝まで寝てくれることを知っているので親としては何とか体力を削って睡眠に誘いたい、そう思うのは自然なことです。ただやはり息子くんの相手は骨が折れます。定型の4歳児とは違ってとにかく言う事を聞きません。まず自己表現が稚拙なため何がしたいのか分からない、道路に飛び出す、叱っても聞かない、よって目が離せないのに道を全力ダッシュで走り回るので追いかけるので必死・・・そういう状況です。私でも億劫なのに三度の飯より昼寝とスマホぽちぽちが大好きな妻さんにはただの苦行です。結局、何もできず一日テレビを見せて自分は離れてスマホぽちぽち、が通常仕様になっています。

これにはかなり私も危機感を覚えていてコミュニケーションにすらなっていないと感じていました。どうしたらいいのか支援センターの担当さんに相談したところ、「まずは外に2人で出ること」が大事とアドバイスいただきました。出かけていろんな外の世界を感じて例えば「あれはなにかな?」「電車が通ったね」などと話しかけながら10分でもいいからコミュニケーションの時間を取ること。集中して遊ぶ時間は短くてもいいので関係性を深めてください、そういうものでした。

体力を削るのはまたそのあとの話だと。

なのでその通りに妻さんに朝その話をしたら「それなら」とお出かけしてくれたようです。午前中に二人でコンビニに出かけてお昼ご飯を買って帰って食べる、今日やったのはそれだけであとはテレビだったようですが外出するというミッションのクリアは大きな進歩だと感じました。

うちの子だけではなく、自閉症の子は得てしてコミュニケーションが苦手です。

「話してくれないならいいや・・・」と思いがちになる気持ちも痛いほど分かりますがそれでは余計に溝が開いていき、子供はより「自閉」の壁を高く築くだけだと思います。結局は一番近くにいる親がちゃんとコミュニケーションを取っていかなくては将来子供が困ることになるわけです。

障害関係の本で読みましたが「子供はペットではない。自分の愛でたい時だけ、気分のいい時だけ、遊びたい時だけかまって後は知らない、は許されない。特に自閉の子は勝手になんて育たない。子供をひとりの別の人格であると尊重して自立できるように支援せねばならぬ」とありました。まったくその通りであると感じ、それを心に刻んでいると自然と密に接しようと心も変わってきます。ただテレビを見せるにしてもなるべく近くにいて一緒に画面の中の映像について話しかけるようにするなどはした方がいいと考えるようになりました。

かといってずっとそばにい続けるのは親も辛いです。親も奴隷ではないです。自分の時間も欲しい。

だからこそ集中して子供に向き合う時間を取ってね、とそういうアドバイスです。疲れて次第にやらなくなってしまうくらいならストレスを抱え過ぎない程度に、ただ向き合うときはなるべく頑張って、と言われました。これからうちの息子くんも体が大きくなるにつれて大変になってくると予想できます。一方で我々親は加齢で体力が落ちる一方。放任が当たり前になる前に少しでもコミュニケーションが取れるようにしたいものですね。

 

 

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