くまくまさんです。
会社の後輩で謝るのがとても苦手な男性35歳がいます。
本人的には苦手意識があるわけではなく、むしろ叱責された後などは心の中では反省をしすぎるくらいしていて落ち込んでいる時間が長くて本人も困っているということを昨日初めて聞きました。
ただ注意された時に自分が会社の意図にそぐわないこと、あるいは危険な作業をしようとしていたことに対して「悪いことをしたな」と考えるより前に「そういう意見もあるのか」という考えの方が先に出てくるようでまず最初に出てくる言葉の大半が「なるほど」「ああ~(初めて知った感)」「そうなんですね」だったりします。
なので自分の行動について今回の注意を次に生かそうというよりはそういう人もいるけどでも自分のやり方はこうなんだよな~と結果的に指示、指導、注意が右から左に流れて何度も同じことで注意されています。
これはお互い不幸なことで、叱っている方は「いつになったらちゃんとやってくれるようになるんだ」とだんだん指導と言うより怒りの感情で接するようになり、本人は「なんでこの人は何度も怒るんだろう。そんなに怒られることか」と理不尽に感じて余計に自分の世界に入り込んでしまうリスクがあり、両者の溝は埋まることがありません。
弊社はおそらく「普通」の会社風土だと思われるので「謝る」行為はとても大事だと思って私も意識的に多用しています。それはもはや自分が悪くなくてもとりあえず謝っとけという打算的なものも含めてです。謝るとまずは相手の態度が軟化する時が多いからです。やってしまったのは自分がそういう状態になりやすい人間だと自覚してまずはそういうことをしないようにするのが一番、でもなりやすい人間、そういうやってしまいがちな特性を持つ自分だと認識すれば、次は「今度は自分が謝らなくてもいい状態」を作るよう手を尽くします。例えば自分がやりやすいやり方で進められるようにさもお互いのメリットがあるかのようにルールを変更したり、知識をつけて仕事の主導権を握るようにするようにしたりすることです。
そのためにも初動の「謝る」はとても重要です。周りにあほだとかいう事を聞かないやつと思われると主導権が握れないからです。まずは『反省している自分』を見せておくというのが大事だと思っていつも仕事をしています。一応指導する立場にある私ですのでその後輩にも昨日アドバイスをしてみましたが今後どうなるか。正しいのかは分かりませんけども。
うちの息子くんもなかなか謝れません。「ごめんは?」で初めて「ごめん」と言いますが心から思っているのかどうかは・・・謝れる人間になろうな。
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