くまくまさんです。
息子くんの夕食時はいつもはスプーンだけで食べてもらっています。というのも箸がとっても苦手だから。トレーニング箸という箸に指を入れる輪っかがついているものを持っているのですがまあこれが下手で親指だけはちゃんと入れるものの人差し指の部分に中指を入れるのでうまく使えるはずもありません。息子くんはしばらく奮闘したもののできないのですぐにポイっと捨てて手づかみで食べ始めるのが通例でした。どうせ使わないなら洗いものを減らそうとスプーンだけでお願いしていたわけです。
しかし先日何気なく渡した箸が思いのほか上手になっていてびっくりしてしまいました。輪っかに指を入れるところまでは私がセットしてあげてますがそのあとはカチカチと箸を鳴らしながら開き、目の前の肉じゃがのじゃがいもをしっかりつかみました。そのまま口にポイッ。コツをつかんだのか人参、肉、枝豆、ごはんと次々に口に放り込んでいきます。うまくつかめなくて困ったときは左手で食材の向きを変えてつかむ努力をしています。これまでだったら箸を放棄して手で食べ始めていたはず。意地でも箸で食べてやるという気概を突然見せた息子くんにパパママ驚くばかりです。食事全てを箸で片付けるにはまだ練習不足でしたが十分すぎるほど使いこなせていました。
これは保育園でも練習しているのでは?と園との連絡帳で訪ねてみたところ、保育園では箸はまったく使っていないとのことでさらに驚きました。実は自分ひとりでできるようになっていた息子くん。いつまでも『下手だから』と自分の子供をなめて挑戦させる機会を減らしてしまっていた私たち。反省すべきはここです。いつまでも赤ちゃんのままではないのです。息子くんなりに成長しているのだと気づかされました。
昨日も上手に使えていたので今後は箸もちゃんと用意して練習させてあげたいと思います。と宣言するとまた手づかみにしっかり戻ったりすることもあるので悩ましいところですが向き合うのも大事ですね。以前、会社の先輩ママに『子供はちゃんと見てあげなくても意外と育ちますよ』と言われたことがありました。もちろん放置で良いわけではないですし、そう言いつつもちゃんと育ったということは子供が親を見てきた結果だと思うので結局ちゃんと子育てできていたんだと思います。うちの息子くんも保育園で習ったこと以外でこうしてできることが増えているところを見ると『子供も親を見てくれている』そして『少しは親らしいところを見せられているのかも』と思えて少しだけ嬉しいのです。
ただご飯をみそ汁に放り込むのだけはやめてほしいー。それはママの悪い癖です。そういうところは習わなくていいのです。そのボロボロごはんを無理に箸で食べようとするのも勘弁してくだされ。
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