くまくまさんです。
昨日は妻さんと息子くんを連れて彼の発達相談でクリニックを訪れました。
結果は「現段階では自閉症の特徴が一番当てはまる」とのこと。
やっぱりね、とも、まさか・・・とも感じました。
先生は初めて1回会っただけで断定できるものではないとはおっしゃってくれました。
なのでそれよりもこれからどういう育児で彼と向き合うのかがメインの話。
今の現状は、
・人に興味がない。人をモノととらえているので初対面の大人でも簡単に近づいてきてしまう。
・自分の興味のあることにしか関心を示さない
・人の顔を見ない
・型はめ遊びが得意(これは先生が『そうだよねー』と言っていたので特徴に当てはまると推測)
ということで自分ひとりの世界の中で楽しくやっている状態でした。
ただ問題なのは知能的に問題があるかどうか、だそうです。
自閉症でも知的に問題なければ「そういう子いるよね~」となりますが知的に問題がある子だと一生誰かが面倒を見なくてはいけない状態になるそうです。病院の紹介状をいただいたので詳しい検査はこれからになるようですが知能検査も検査で点数が付くように自ら検査を受けてもらわなくてはいけなく、それは例えば「積み木をやってみて」と言われたらやってもらわなくては検査できないということ。今の息子くんはやってと言われても自分のやりたいことしかやらないので検査にならないかもとのことでした。
また知的に問題がなくても『他人と違う自分』に思い悩むと鬱を発症するケースもあるとか。本人がぜんぜん気にしないなら大丈夫なんですが。ニトリの似鳥昭雄会長はのちに自身が発達障害と診断されたことについて、『小学校高学年になっても自分の名前をカタカナでしか書けなかった』『集中力が1分しかもたなかった』というエピソードがあります。有名どころではスティーブジョブスも発達障害だったと聞きます。
有名人の例は特殊だとは思いますが自身の障害を気にしないで自分の強みを生かし続ける人たちにはこういう将来もあるということなのでしょう。
うちの子の場合はまだ何も分かりません。でもすぐに対策しなくてはいけないものもありました。それはYouTube。動画視聴です。
遊びもYouTube、物まねもYouTube。物まねは成長の証かなとは思っていましたが先生は鼻で笑いました。
「小さい子が動画、特にYouTubeから学ぶものはひとつもない。即時やめさせるべき」と強い口調で言い放ちました。
・作品に終わりがない(次々に動画が再生される)
・動画の物まねは意味を理解した物まねではない
・有害・過激な広告が流れるので思想が偏る(広告カットすればまだマシ)
という主張でした。
倫理委員会のあるテレビ番組の方が内容がまだマイルドなので家事でどうしても相手ができない時間があるなら「アンパンマン」「きかんしゃトーマス」などの20分くらいで短くきっちり終わる作品を見せる方が良いそうです。
そしてできるだけ子供の目を見て話すこと。
呼びかけるときも後ろからではなく正面から。まずは20分で良いから思いっきり一緒に遊ぶこと。積み木、お絵かき、外でボールを蹴るなど向き合うことが大事。
「親は動画を見せておけば静かなので楽かもしれないけど親は先に死ぬ。いま療育をちゃんとしないと困るのは将来残されたあなたたちの子供です」
衝撃的でした。
おそらく普通の子育てではまともに育たないという現実を突きつけられました。
いや、普通の子育てにすらなってないと言われたのだと思います。『まあそれでも大丈夫かもね』なんて前向きのつもりでいた自分が馬鹿らしく思えました。
情報が多くて今は混乱しています。不安です。
まずは紹介状をいただいた病院の予約を取って進めていきます。
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