くまくまさんです。
息子くん4歳11か月、自閉症スペクトラム障害、軽度知的障がい。会話は少な目。
自閉症の特性でコミュニケーションが得意でない傾向があります。定型児のようにガンガン自分の言いたいことをしゃべったり、質問攻めにしてきたりということもないですし、今日何をやった、アレ食べた、誰々と遊んだ、なども自らはありません。聞いてもほとんど無視です。
なので息子くんの好き嫌いややりたいことの判別も大変で何がお気に入りかはそれに集中して取り組んでいるかどうかで判断するのが一番早いです。やっていれば好き、すぐ放り出せば別に興味なし、「やだ」って言ったら嫌い、みたいな。食べ物なら黙っててもガンガン食べていれば美味しくて好き、判定です。
で、その中でも息子くんが割と好きなのが、私のヒゲ。
お世辞にも薄いとは言えない、むしろ濃い部類の私のヒゲを息子くんがことあるごとに自分の腕や手、ある時は自身のあごやほほを摺り寄せて堪能している姿をよく見ます。本当に「ジョリジョリさせて！」って構える感じではなく、むしろ無意識。テレビを見ながらスナック菓子をつまむレベルの意識の低さで私のそり残し、あるいはちょっと伸びたヒゲをジョーリジョーリといじっています。
お父さんの方からジョリジョリするのはよくやるコミュニケーションだと思いますし、妻さんは昔お父さんにやられて「あれは痛かったから嫌いだった」と申しておりますが息子くんは自ら求めてくるので本当に好きなのでしょう。
困っているのはたまに舐めてくることです。食事後すぐにやられると食事の匂いがべったり顔につくので止めてほしいとやられるたびに感じます。まあ自分の好き嫌いを表現しにくい息子くんの好き、が最も分かることのひとつですから子供の唾液くらいは甘んじて受けましょう。来年度はもうちょっと表現できるようになってくれたら嬉しいです。息子くんの『好き』をもっと聞きたいよパパは。
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