くまくまさんです。
この3連休は妻さんと息子くんが義実家に帰っていたのでおおむねひとりでした。
自由な時間が増えたので一日町をうろうろしたり、ゴルフに行ったりと実に楽に動かせていただきました。当然寂しさもあります。そして相変わらず生活リズムが壊滅的になります。
それでも家族三人での外出では気づかないものに気づけたりします。
たとえば今日は近くの大型ショッピングモールで無印良品のセールをやっていました。いつもなら早く帰ろうという思考でいっぱいなのに今日は立ち寄ってみようという気になりました。立ち止まるのも自由だからです。
そこで見つけたのはシロクマがプリントされた紺の長袖Tシャツ。サイズは８０。
息子くんによく似合う気がします。
妻さんに写真を送ってみると『買おうか』とのご意見が出たので購入しました。９９０円なり。
こうして自分以外の為に買い物をするというのはとても楽しいです。
この買い物もやがて必要なものを買っているにすぎないものの実際は息子くんへのプレゼントです。彼に似合うかな、気に入ってくれるかな、みんなに可愛いって言ってもらえるかな、そんなことを考えていると実にわくわくします。自分に買う買い物は自分が気に入るかな、がメインなので内なる自分との対話です。プレゼントは自分以外の人のことを一生懸命考えてその人がいかに喜んで幸せになってくれるかを想像して選ぶ行為。これまでのその人と培ってきたコミュニケーションの総まとめみたいなものかなと思います。
事前にあれが欲しいと言っていたなとかあの色やあの動物のキャラが好きだって言ってたなとか、冷え性で寒いのが苦手だったなとかそういう何気ない対話や仕草の中から最適なものを選択するのは相手に常に興味を持っていないとできないことです。
私はサプライズプレゼントが好きなので妻さんとお付き合いしている頃から『〇〇欲しいなぁ』という彼女のつぶやきを常にチェックしていました。そしてデートの終わりなどにそれを唐突に登場させたときの彼女の喜ぶ顔が何度も見たくて、今でもたまにやっています。
お金は自分に使う以上に価値がある場面もたくさんあります。
プレゼントはあげる人だけでなくそれを選んでいる自分の心や想像力も豊かにすると信じています。少なくとも自分は。
プレゼントをあげようと思うくらい大事な人をたくさん作りたいし、自分だけでなく人のことを思える人間でありたいと思いますね。
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