昨日息子くんが生後二か月にして初めての予防接種に挑みました。
受けたのは、定期接種
①ヒブ
②肺炎球菌
③B型肝炎
の3つ
そして任意接種(有料)
①ロタ
です。
ロタはともかく定期接種は必須なので「まだこんな小さな子が注射の針を刺さなければならないなんて…」と心情的には思ってしまいますがしかたないです。
息子くん、覚悟を決めてくれ。
小児科に着くとすでに似た年齢の子たちが集まってまして、テレビから流れるアンパンマンをみんなのんきに眺めています。
例に漏れずうちの息子くんもこれから自分の身に何が起こるのかなんてまったく知りもせず、優雅にうんちなんかして満足げな表情(笑)
すぐに呼ばれて処置室に入るとすぐに目に入ります、3本の注射器。
大人でも見るのは嫌ですね。
しかしそこは百戦錬磨の先生。手際よくやるなぁと感心しながら見ていました。
最後にロタの予防接種ですがこちらは注射でなく経口薬を飲みます。
トロッとした液体ですが、シロップのように甘い味になっているらしくお子様にたいへんご好評ということで、注射のあとに飲ませると注射でやられた機嫌が直る子も多いとか。
ロタの予防接種は任意ですし、高額なので受ける必要がないという人もいますが子供がかかると胃腸炎にかかる可能性があります。「発熱、下痢、嘔吐」などの胃腸炎ではありますが長期化しやすく、赤ちゃんへの負担が大きいことと稀に重症化することもあるので介護の手間を考えるとやっておいたほうがいいと思われます。
ところで予防接種は菌を体内に入れるわけですので心配なのはその後の影響。
いわゆる副反応です。
反応は肺炎球菌の予防接種を受けた約30%に現れ、主に熱が出ます。すぐに出る子もいれば自宅に戻って夜になってから発熱する子もいるようです。
通常は夜から発熱し、次の日の昼ごろまでには熱が下がります。
体温が37度台で機嫌が悪くなくおっぱいも飲めるようならすぐに下がるサインです。
2,3日と続くようなら再度受診してくださいとのことです。注射をする前にすでに潜伏していた風邪などが出てきている場合もあります。
幸いうちの息子くんは何事もなく今日一日を過ごすことができました。
ただ、ロタの予防接種で気を付けたいのは大人への感染です。
子供ほど重症化はしませんが胃腸炎が長引く可能性があります。
子供の排せつ物を触った手から食事を取るなどの経口感染が主なので手洗いは必須ですね。
こうして無事に初の予防接種は終わりましたが次回は4週間以上あけて二回目の
ヒブ
肺炎球菌
ロタ
そして初めての4種混合です。
しばらく息子くんには受難が続きそうです。
なにせだんだん痛いということを覚え始めるからです。
親も覚悟して向かいます。
最後に息子くんの初注射への反応をご紹介します。
手際よく袖をまくられてアルコールを塗り塗りし始めるとついに息子くんが異変に気付きました。
だってなにもしてないのに、
「大丈夫だよ~」「我慢しようね~」「すぐ終わるよ~」
言葉の意味が分からなくても聞いたことのない単語が並び始めたのです。
そのまま泣きモードに入りました。
そのまま、ブスッ 「…ああーん!!」
もはやギャン泣き必至か…!?と思った瞬間、
「ああーーーん…(しーん)」
え、止まった…?
すかさずもう一本!
ブスッ 「…ああーん!!…(しーん)」
ラスト!
ブスッ 「…ああーん!!…(しーん)」
まさか、一回泣いただけですべてを終えた息子くん。
親の心配をよそにギャン泣きなどするわけもなく、初の予防接種は速やかに終わりましたとさ。
正直、もっと泣いてくれるもんだと思っていたので拍子抜けです。
息子くんのタフさにネタ的残念感を感じるひどい親くまくまさんでした。