くまくまさんです。
今年も保育園にちょっと早いサンタさんが登場したようです。
⇩昨年の様子
kumakuma3-family.hatenablog.com
昨年はおおはしゃぎで歌やダンスを楽しんだ、と連絡帳にありましたが今年は
連絡帳が廃止になったためさらに情報が少ないのでどんなことをやったのかはいまいち不明です。ですが、新任の先生からは「息子くんはサンタが登場すると『うわぁぁぁ・・・』って感じでおめめキラキラ、憧れのまなざしのようでした」と聞いております。よっぽど嬉しかったのでしょうね。以前の小規模保育園時代ではサンタさんをすごく嫌がっていたことを話すと先生もビックリしていました。確かにあれからはすごい変わりようです。
今年もたくさんプレゼントを持って帰っており、中身はというと、
・クリスマス柄のおりがみ
・すごろくセット
・エプロンとバンダナ
でした。
すごろくセットは速攻でビリビリに破いてしまったのでなんだかもう・・・うん・・・って感じでなかったもののようになりましたがエプロンセットは来年、園で使うということでさっそく着てもらいました。
我が子ながら抜群にかわいいです。青い色似合います。
心配だったのは初めて着る服や帽子などには極端に抵抗感を示す息子くんだということ。最初はいつものごとく結構嫌がって今回もダメなのか、と悲しくなりましたがこれまでのように終始泣いて嫌がるのではなく、1分くらい嫌がって諦める感じであっさり着てくれました。この素直さ加減、2年ぶりくらいでしょうか。驚きです。
あんまりかわいいので妻さんと盛大に褒めながら自撮りカメラで自分の様子を見せてこの写真を撮ったら上機嫌でピースしてくれました。まんざらでもない様子。おだてに乗るなんて・・・これも成長でしょうか。感動です。
エプロンを見て、最近買った「知的障害は治りますか」(著:愛甲修子)という本の内容を思い出しました。
- 価格: 2200 円
- 楽天で詳細を見る
知的障害が実際に『治った』人は多数存在するのに医者が心理テストの結果のみを用いて単純に理由も説明もなくIQ70以下は『知的障害』で『一生治らない』ものとしてすぐに宣言し、親を絶望に陥れてしまうのはなぜだろうという内容から始まっていたものです。行政の在り方にも突っ込んで書いておりました。まだ途中ですが、知的障害の人の知的レベルを向上させるには「自主性」を高めることが大事であり、それは家庭内で意外とはぐくむことができるといいます。例えば『料理』は知的レベルの向上にかなり役立つそうです。
自分が食べたいものを宣言し、スーパーで食材を買って、それが調理でだんだん食べたいものの形に変わっていく様子を自分の手を使いながら生み出していくというのはとても自主性の高まる行為だそうです。知的障害の人を前にすると親や大人はつい「命令」や「指示」をしてしまい、「時間を決め」「ルールに従わせる」だけの管理をしがちだそうです。それでは本人の意思の自由がなくなり、誰かの言いなりで生きる人生となり、生きがいが持てなくなるそうで知的レベルの向上はあまり見込めないらしいです。
本書では障碍者施設で暮らす知的障害の50歳男性の紹介をしています。
6歳くらいの知的レベルだった人に長年障害者施設での勤務経験を持つ著者が一緒に料理をするようにするとみるみるうちに成長し、1年以内に8歳くらいの知的レベルにまで向上が認められたそうです。6歳と8歳では雲泥の差だと言います。さらにその男性は楽しそうに『将来の夢』を語るようにもなったそうです。自分の考えで自分なりに楽しく生きること、これは障害がある人でも同じだと著者は主張します。
うちでもたしかに調理中のキッチンにはずっと近づけないようにしてきました。
冷蔵庫を開けて勝手に中の物を食べたり、包丁をいじったり、遊んでばかりなのに自分がかまうことができないからです。炊飯予約中の米をぶちまけられたときもあるのでどうしても敬遠しがちでした。でも実は私も妻さんも息子くんが料理に関心があることを知っています。フライパンや鍋で料理を作る真似をよくしていることを知っています。でも見ないようにしてきました。めんどうだから。反省すべき点なんでしょうね。
もっと息子くんが興味のあることに向き合っていこうと思いました。
サンタさんのプレゼントのエプロンはきっといいタイミングだったんだと思います。私は私のできることで息子くんの成長を諦めないぞ、と自分のくせいに珍しく明るく考えることができた一日でした。すばらしいプレゼントをありがとうサンタさん!
↓↓ブログランキングに参加しています。
良ければボタンをクリックしてもらえると嬉しいです♪