くまくまさんの時間は魔法だね

2019年3月26日生まれの息子くんの成長記録。大人になった時に読み返してくれると嬉しいです。

タイトル写真 by 写真AC(ほぼ)

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残業は人生の浪費ではなかろうか

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くまくまさんです。

 

息子くんは私が帰るととてもいい笑顔で迎えてくれます。

ぱあっと花が咲くような満面のニコニコ顔で近づいてきて楽しそうに私に抱っこされます。この瞬間がたまらなく好きです。

朝出かけるときは反対にテレビ番組に夢中すぎて全く振り向いてくれないので尚更です(泣)

 

で、早くこの笑顔に会いたいのでできるだけ早く帰れるように仕事の時間や配分を調整しています。今日しなくても良いことは明日に回す、逆に重たい案件は関係者に相談して早めに引き取ってもらうなどして定時に帰られるようにする、自分の中では当たり前と思っているルーティンです。

 

しかし意外とそうでないのが先輩や上司。

結婚した時、息子くんが生まれた時、彼らは決まって言いました。

 

『家族が出来たんだから、これからたくさん残業して家族を幸せにしてやりなさい』

 

初めて聞いた時から違和感を覚えた言葉です。

 

自分はそれっておかしい考えじゃないのか?と思っています。

家族ができたなら早く家族のもとに帰りたい、一緒の時間を過ごして、美味しいご飯を食べて、テレビを見たり、おしゃべりしながら家族の思い出の時間をたくさんはぐくみたい。そう思いませんか?

少なくとも私はこっち派です。プライベートを重視して何が悪い。

そして金銭面。そもそも残業は定時までに予定していた仕事に目途が立たなかった時、またはどうしてもやらなくてはいけない時に行われるものです。

上記のようないわゆる『生活残業』は行うべきではないと考えています。

弊社でも『5』でできる仕事を薄く伸ばして『10』の時間で行っている人をたくさん知っています。

人間は弱い生き物ですから一度その生活残業スタイルを始めると残業代ありきの賃金で生活水準を考えがちです。しかしそうなってしまうともう残業を止めることができなくなります。生活水準を簡単には落とせなくなるからです。

昔はそれでも良かったのかもしれません。

『父さん元気で留守がいい』という笑えないスローガンもあったくらいです。

男はとにかく稼いで家族を楽にさせる、平日いないのは当たり前という時代がありました。そして会社もその姿勢を貫く人を評価してきました。

 

しかし会社は私たちの労働に対して賃金を払う契約をしているだけにすぎません。

どんなに私生活が荒れていようが仕事ができていればいいのです。

人が死の宣告をされた時や死の間際、『もっと遊べばよかった』『もっと家族と一緒に過ごせばよかった』と後悔する人は大勢いるが『もっと仕事をすればよかった』という人はほとんどいない、という記事を読んだことがあります。

 

会社はプライベートの保証はしてくれません。

家族を守ってはくれません。

家族の大切な思い出の手助けにはなりにくいと私は考えています。

 

だから早く帰るのです。

ひいてはそれが勤め人への幸せにつながると考えています。

定時に帰れるように仕事の分担を考える。システムや社内風土に問題があるなら改善していく。もし残業がしたい人がいるのなら自分の仕事を薄く伸ばすのではなく定時までにきっちり終わらせた後に忙しい人を助けてあげて感謝される。こうでなくっちゃ生産性なんてあがらないですよ。

これまでなんとかなってきたのならそれは良い時代を過ごしてきただけです。

これからは選別されていく時代です。

幸か不幸か早くも新型コロナウィルスの蔓延で明暗が分かれてきています。

 

振り落とされないようにしたいものです。

前職の社長はこう言っていました。

リーマンショックで多くの企業が死んだ。給料が半分になっても良いような生活をしておけ』と。

今となってはブラックな企業だったとは思いますがこの言葉はなんとなくいつも胸の片隅に残っています。

 

きっと家族の在り方も千差万別。

必ずしもこの考えが至上、真理!というつもりもありません。 

しかし、家族を守るためにも早く帰る、そういう風潮が当たり前になる社会になって欲しいと常日頃思う私です。

 

 

 

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