くまくまさんの時間は魔法だね

2019年3月26日生まれの息子くんの成長記録。大人になった時に読み返してくれると嬉しいです。

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【無視】園児同士のコミュニケーションの壁を勝手に感じて落ち込んだ話

photo by 写真AC

くまくまさんです。

 

息子くん5歳10か月。自閉症スペクトラム障害。軽度知的障がい。アンパンマンブームが去らない男。

 

息子くんは11月ごろの受診において3歳程度の知能と診断されました。3歳児と言われれば確かに言葉も幼く舌足らずで落ち着きもなく理解も指示も通りにくい。それは分かっているもののこの数か月で息子くんはグッと成長をした感じもあります。彼なりの成長を一日一日見てきた親としてはその姿に『障害』を抱えながらもやがて社会人のひとりとして自立していけるのではないか?と細いながらも希望の光を感じる場面もある時はあるのですが、どうしても気になってしまうのは『会話が成立しない、そして興味が限りなく低い』点にあります。

いくら3歳児と言えど『あれは?これは?ねえねえ聞いて。今日はね〇〇ちゃんがね』など会話を積極的にしようとしている姿を保育園でよく見かけます。息子くんはここがとにかく弱くてあまり人の話を聞いたり、会話をしようとはしてきません。ここ1か月くらいで来ているアンパンマンブームのせいもあり、息子くんが日々話す言葉と言えば「だだんだんがー」「バイキンロボがー」みたいなテレビで見た情報ばかりで生活や今日の出来事などの話はほぼ出てきません。興味がないとかなり厳しいです。今日は妻さんが「もうだだんだんの話は飽きた!!おかしくなりそう!!!」と息子くんにキレるくらいずっと続いています。

そんなこともあってか保育園で不安になるエピソードが昨日ありました。

 

登園時、玄関で息子くんが同じクラスの同級生の男の子2人と鉢合わせました。

これまでずっと挨拶を碌にしない子でしたが珍しく2人それぞれに「おはよう」「〇〇ちゃん、おはよう」と声を掛けた息子くん。親としてはその心意気と成長を感じてとても嬉しく思ったのですが、2人は息子くんの挨拶をまったくもって無視。さっさと教室に向かってしまいました。

息子くんも別に気にしていない様子でしたけども男の子ってこれが普通なんでしょうか?女の子同士だと朝会うと「あ、〇〇ちゃん!おはよー!!」なんて元気な挨拶を2人でしている姿を見ます。こういうものだと思っていたんですけどこの無視は男の子同士だからなのか、はたまた自分の興味がある話を一方的に話すだけのラジオみたいな息子くんを毛ぎらった反応によるものなのか、とてもモヤモヤしてしまった朝でした。

以前気になって面談で息子くんが孤立していないか園長先生と担任の先生に聞いたときはそんなことないとはおっしゃってくださいましたが、おそらく歳を重ねるごとに息子くんと定型児の発達の差は開いていくと予想しています。親や仕事として子供と接している先生ですらコミュニケーションに手を焼く息子くんですから、年長さんたちが会話にならない子とコミュニケーションをあの手この手で取ろうとなんて積極的にしてくれるのでしょうか。むしろ「息子くんはお話できないから嫌い」と言われても仕方ないかもしれません。

目の前で実際にそう言われたわけでもないただの妄想でしかないですけど障害児の親は多かれ少なかれ我が子に降りかかるネガティブな思考・想定・発想に敏感に反応してしまいがちだと思っています。きっと世の中には障害を抱えた我が子に対してまったくネガティブなイメージを持っていない底抜けに明るい人もいるのでしょうけども定型児と比べる毎日、生涯面倒を見なくてはいけないかもしれない恐怖、そういうものと闘っていくのは容易ではありません。

 

どうか思い過ごしでありますように。

息子くんが楽しく通える日々がこれからも続きますように。

そんなことを願って止まない出来事でした。

 

 

 

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