親子3人のお試し同居を始めて一週間です。
お世話は思いの外時間が取られ、やろうと決めていたこの子育て日誌も滞りがちです。
気づけば令和元年がスタートしており、平成の天皇様から皇太子様へのバトンタッチも無事に終わりました。
自分がまだ判断できるうちに次世代に仕事を託すということはとても素晴らしいことだと思いました。
自分の周りでは定年を過ぎても自分の仕事がなくなるからとわざと仕事を教えなかったり、いつまでもでしゃばったりしている人が多いです。
会社も新人にいちから教えるより知識がある人に頼りがちですから結局そのままノウハウの継承もないまま時が過ぎ、ある時ポッと辞めてしまう結果、よくわからないままの社員だけが取り残され、今まであり得なかったような凡ミスが量産され、お客様に迷惑がかかり、会社はクレーム対応に終われ、別の納期が間に合わなくなる…この負のループです。
会社に愛着がないのか、自分がいるうちだけなんとかなってればいいのか、どう考えてるか分かりませんがそれではいずれ会社が衰退するのが見えています。
先輩に教わらなかったとしても次世代に記録を残すということは自分がここにいた証を残すことでもあると思うのです。
やがてその意思が社内に浸透していき、文化になったら最高ではないでしょうか。
これは子育ても同じで、自分が凡人であるからこそ伝えられるさまざまな失敗や挫折、だらしなくなってしまった経験、そしてだからこそやっておいた方がいいことなどを惜しみ無く伝えていこうと思うのです。
我が子の人生がどうかより良いものでありますように。
令和という新しい時代を生き抜くすべての子らが幸せでありますように。
伝えられることを伝えたらひっそり引退し、任せる。
超高齢化社会が進む日本ではこれが今後のキーワードではないでしょうか。
そのためにも引退ができる体勢(個人年金など)を自分で作っていかないとだめですね。