くまくまさんです。
昨日、定例の一日療育に向かった息子くん。
お弁当を持たせてじっくりプログラムを楽しんできます。お弁当作成担当の私パパとしては朝早くから作ったお弁当をいかに全部食べてきてくれるかが最上の命題。食べてくれればピカピカ賞。残したならなぜ残ったのかをなるべく聞いて次の課題に生かします。残り物、たくさん作ったものばかりで構成されているので世の親御さんのようにキラキラしたキャラ弁など一切作れませんが息子くんが毎日そのお弁当箱をわくわくしながら開けてくれるように頑張っています。
昨日帰ってからのお弁当箱チェックでは完食のピカピカ賞。
息子くんに「お弁当美味しかった？」と聞くと「美味しかった」と返してくれるので息子くんだけでなくこちらの自己肯定感も爆上がりの嬉しいイベントだと勝手に思っています。
ウキウキしながら夕食の食器と一緒にお弁当箱を洗っていたのですが近くをうろうろしていた息子くんが「パパ、これ、ちがうの」と言ってきました。最初は何を言いたいのか分からなかったのですが息子くんが指さすものを見て気づきました。お弁当用のフォークがなぜか２つ、流し台にありました。
息子くんの食器はプラレールのセットで、おはし、フォーク、スプーンがひとまとめのケースに入っているものです。しかし今目の前にあるものはフォークが２つ。息子くんのプラレールと謎のパウパトロールデザインのフォーク。そしてあるはずのスプーンが見当たりません。形的には収納ケースにぴったり合うのでおそらく同じメーカーが作った柄の柄が違うだけのものだと想像します。最初は誤って療育のお友達のフォークを持ってきてしまったのだと思ったんですが、息子くん曰く、
「Tくんのフォークなの」
と誰の持ち物なのか知っている様子。さらに、
「息子ちゃん、スプーン嫌だったの」とも言いました。
こちらも驚いて、「スプーン嫌いだったの？Tくんと交換したの？」と聞くと、
「スプーン嫌なの。Tくんはフォーク嫌いなの」とお互いの思想が合致したことで合意の上で交換したと言い張ります。なぜスプーンが嫌いになったのかは不明ですが家では普通に使ってますし、スプーンとしての使い勝手の悪さに呆れたわけではないとは思います。息子くんが「先生がスプーン、ばっちーんしちゃったの」なんてことも言っていたのでお昼の食事中に粗相をした子供たちに先生がキレて、スプーンを取り上げたか放り投げたのではないかと想像します。妻さんが連絡アプリで聞いてくれたところ施設側も把握はしていなかった様子です。経緯の確認はこれからです。
それにしても嫌いとはいえ使い方の同じものを２つ持っても食事中のマナー・利便性の向上にはまったく無意味ではないかと笑ってしまいました。本当にそういう交渉事があったのだとしたらそれはそれで相手を意識したすごい成長だと思うので経緯の報告を楽しみに待つことにしています。
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