くまくまさんです。
あまりに暑かった週末。まだ6月だというのに、まだ梅雨明け宣言もされていないというのに…太陽は灼熱。外にいるだけで茹で上がってしまいそうな気温です。
家の中でテレビをみることが三度の飯より好きな息子くんですが、飽きれば外で思いっきり遊びたいタイプでもあります。息子くんを連れていつものショッピングモールに行きますと、シャボン玉イベントをしていたので楽しく遊びました。
シャボン玉のおもちゃを借りて「えいえい!」とたくさん飛ばしてました。
何を隠そう息子くんはシャボン玉大好きっこです。シャボン液が室内にあると意地でもやりたがるので準備はしていませんがこういう広いところなら目一杯遊んでもらって構わないです。
躍動感あふれていました。
ただしやはり気になるのは気温。暑くてたまりません。息子くんも大好きなシャボン玉遊びはそこそこに室内に避難しました。額は当然汗だく。喉が渇いて仕方ありません。そこでふと、そういえば息子くんの散髪を入学式直前に行ったきりやってないことに気づきましたので少しでも涼しくなればと、そのまま散髪屋に向かいました。
ここ1年くらい通っているところで決め手は安さとサービスでした。
大人子供共通で1300円。10分で完了を売りにしているいわゆる1000円カットです。
他にいいところは子供用の席があるところ。車のギミックがついた椅子に座って、正面のDVDモニタを見ながらじっと座ってカットを待てるありがたい仕様です。
⇩参考
息子くんは落ち着きがなく集中できるものがないと動いて仕方ないタイプなのでとても重宝していたんですが、今回行くと年齢を聞かれて「6歳」と答えたら普通の席に案内されました。
どうやらこの車タイプの椅子は幼児までとされているみたいです。息子くんは当然「あっちがいい」と駄々をこねます。癇癪で爆発してしまわないように「まあまあ」と抑えながら座ってもらえたので結果的に機嫌は悪くはなかったのですが、やはり集中できません。髪を切られる襟足のむずかゆさや、耳元で動くバリカンの音や感触が気になって終始身をよじります。
カットする方からすればまっすぐ向いてくれないとカットの質だけでなく怪我の元にもなるので困るわけです。始まってすぐに店長らしき男性が今回のカットの女性に耳打ちします。そして、「あまり動くようでしたらカットは途中で止めますので」と冷たく言われました。
この女性、たしか前回もとても冷たい対応でいい気分はしませんでしたが今回も芳しくありません。迷惑そうなのをまったく隠せていない感じが辛いです。彼女自身だけでなく店長もそんな感じ。きっとこれが時間をかけてゆっくりやるプライベートサロンだったら、あるいは子供しかこない専用サロンだったら、対応はまったく違ったでしょう。
ただここは1000円カット。通常60分で4000円以上かかるカットを1/4の値段で技術を客に提供しなくてはいけません。多売薄利の最たるサービスのひとつです。そして時間のない方がサッと終わらせることを目的にも来ているわけです。時短優先。ゆっくりなどしていられないのも分かります。
でも、ならば大人専門でいいではないですか。子供大歓迎ムードっぽい車のギミック椅子など導入しないでもいいではないですか。たった10分のためにDVDを準備している時間は無駄ではないですか。
うちの子は知的障がい児です。
時短のサービスはたぶんこの子には合わないのでしょう。かといってこの店を批判するのもおかしいわけで、合わないところに連れて行った私が悪いという事でしょう。
きっと将来、これからもっとサービスを受けるにあたって迷惑そうにされることが増えると思います。小さいうちはまだいい。大人の体格になったら?ひとりで行くようになったら?歳を取ったら?今からそれにどう備えたらいいのか、どう教えたらいいのか、広いテーマ過ぎて支えきれる自信がなくなってしまったエピソードでした。
どうか将来のこの国が息子くんのような子にもう少し優しい世界であってほしいなと思います。
こんなにかわいいんですけどねぇ…。せちがらい。
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