くまくまさんです。
息子くん5歳10か月。自閉症スペクトラム障害、軽度知的障がい。
お気に入りのひらがなは「まみむめも」。
知的障がいゆえかはたまた私たち親の努力が足りないせいか息子くんはなかなかひらがなを読むようになりませんでした。興味がなかったともいえます。
しかしここ数か月、ひらがな、そして数字にかなり興味が出てきたようで本人なりにいろいろ頑張ってきた結果、数字は99まで言えるようになりました。ひらがなも限定的に読めるようになりました。
限定的というのは50音の表どおりでないといまいち読めないという意味で、例えば、「く」を言うためには「かきくけこ」の「く」と認識しないと難しく、あらゆる文字の中で「く」だけを探すのはかなり困難だということです。ひらがなを50音表の並び(形)で覚えているというイメージでしょうか。まだ認識が甘いと言ったところでした。
ところが昨日、一緒にお風呂に入っていたところ壁に貼ってある50音表をいつもどおり「あいうえお」「かきくけこ」と順番に読んでいる息子くんに「ねえ、自分のお名前を指させるかな?」と聞いてみました。何度もチャレンジしていますが、これまでならできなかった自分の名前を順番に指さす行為。まだ難しいかな…と思っていましたが、なんとちゃんとできました!
サッサッサではなくとてもゆっくり探しながらの指さしでしたが、自分の名前のひらがなを探し出して選ぶことができました。子育てをしていると「人間に近づいたなぁ」と我が子を思う瞬間がたくさんあると思います。我が子は知的障がいで成長が他の子と比べてもやっぱりゆっくりなのは間違いないですけど、たしかに成長しています。彼のペースでまた一歩人間に近づいた息子くん、よく頑張ったね。おめでとう!
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