くまくまさんです。
2学期に入って、1年生は新しい教科書で順調に授業を受けているようですが、支援学級所属の息子くんは未だ1学期の教科書のできるところを続けているようです。
保育園時代の療育でスタッフさんから「支援学級でも知的級と情緒級では天と地ほどの差があります。情緒級に行けそうなら可能な限り頑張った方がいいです」と言われていました。情緒級は知的レベルは普通と変わらず、ただ落ち着きがなかったり、感情が不安定な特徴がある子供が行くところ。学習内容は普通の学年と同じものを受けます。
一方知的級は必ず遅れます。単純に学年の単位通りに授業が受けられないので1学年中で取りこぼしたものを次の学年でも、そしてさらに遅れて、卒業時でもやっと3、4年生レベル、あるいはもっと下の学年、となってきます。当然、将来の就職も就労支援A型やB型などしか選択肢がありません。
息子くんは知的障がい児です。病気ではないので治る、ということではありません。将来、IQがぐっと上がって普通レベルになることはないそうです。そう考えると焦る日々なのですが焚きつけても反発されるばかり。情緒級以上に環境を整えて少しでも遅れをなくしたいと考えています。かといってこちらもやっと親になった程度の素人、まして障害児の知識など皆無です。療育先ともっと連携を増やして、実践できるものは何でも試したいです。
昨日、学童で保育園から一緒の1年生の男の子と話す機会がありました。
息子くんと同じ3月生まれ。誕生日が数日しか違わないからか体も同じように小さく、気が合うようでよく一緒に遊んでくれています。彼もできないことがたくさんあるようですけど、しゃべればちゃんと会話できることに驚きます。冗談を言えば笑ってくれるし、大人でも興味のある話題を振ってくれます。(この前、雷が校庭に落ちたんだよ、とか)息子くんと話すと一方的にこちらが質問するか息子くんの独り言をたくさん聞くかの状況が多いので会話ができることに無性な感動を覚えてしまいます。「これが普通の1年生なのか…」と。すごい差です。
おまけに公文にも通っているらしいです。私もかつて小4の頃、テストで0点を取った過去があり、「これはマズイ」と感じた祖父に急かされて塾に通いましたがその時塾に通っていた同級生はほぼいませんでした。今では低学年からの塾も当たり前なんですね。
勉強一筋じゃなくてもいいし、塾なんていかなくてもいいけど息子くんも何かそういう学習の遅れを少なくする方法があればなぁと。
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