くまくまさんです。
先日、本を買いました。
楽天市場でバーゲン本になっていたので買いましたがそれもそのはず平成23年ごろの著書でした。うちの息子くんは自閉症スペクトラム障害です。まだ診断はされていませんが小学生に上がるころには知的障がいの診断も大いにありえると思って生活しています。内容は知的障がいの子の育て方にかかわってるらしかったのでつい手が出てしまったのです。医療・医学は年々進歩していてこういう内容の本はつねになるべく新しいものを手に入れるようにしていたのですがさすがに15年くらい前とは。
しかしまだ全部は読んでいないものの参考になる言葉がありました。
「子供をとにかくよく観察すること」
当たり前ですがハッとさせられました。忙しさにかまけて残業で家に帰るのも遅くなっており、帰ってきたら来たで疲れでぐったりしてしまう毎日。息子くんとまともに顔を合わせていただろうかと。さらに言えばお恥ずかしながら私、スマホ中毒です。暇さえあればいつまでも見続ける自覚はあるので子どもと一緒にいる時間中はなるべく見ないよう心掛けてきました。それでもやっぱり見てしまいます。
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この本も読みました。いかに人間の本能的に見ずにはいられない仕掛けがされたデバイスであるとスマートフォンを作った天才たちに感心し、また怖くなります。
昨日は多少余裕があったので帰宅後、息子くんをよく観察してみることにしました。
そうすると一人でずっと遊んでいるイメージがあった彼が遊びながらもちらちらこっちを見てることに気づきました。前は本当に一心不乱だった気がします。相手を意識していると思いました。反応を見ています。正面から見ても目をそらすことは相変わらず多いですが、笑顔を作れば見てくれます。息子くんが「あっぷっぷ」と言ってきたのでにらめっこをしたら笑ってくれました。なんでこんなに簡単に顔を合わせられたのにやってこなかったんだろう、と悔やみました。息子くんは自分なりにちゃんと見てくれるようになっていたのです。
いつも一緒にいて観察できるのは親だけ。療育や保育園に任せるのも大切だけど他人に任せて自分たちがおろそかになっては育つわけないし、親がスマートフォンばかり見ていては子供だって楽しくないですよね。見てほしいのに反応がないんですもの。そりゃひとりで遊びますよ。一緒に寝てほしいのに同じ布団にいるだけで子供が寝るまでスマートフォンをいじっているだけですもの。そりゃ寝ないですよ。親がよしよしもしてくれず寝ようとしてないんだもん。相手をするのは家事、仕事と大忙しでなかなか進まなくなるものですがそれを差し引いても向き合わないといけないと思った日でした。ずっとは無理でも仕事が終わったら向き合おう、改めて感じました。これまでごめんね。
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