くまくまさんです。
うちの息子くんは大人が素肌をさらしているとすりよってくる習性があります。
足なり腕なり、風呂上りは特にひっついてきます。前の保育園でも夏はお気にいりの先生の半そでの腕にぴっとりくっついていたそうです。
ある時、息子くんが風呂上がりの妻さんの下着をびろーんと引っ張ったことがありました。妻さんがシャレで「えっちー」と抗議したらなんだかそれ以来そういういたずらを好むようになりました。
基本的にいたずらされる方は不肖私パパ。主にへそに指を突っ込まれます。コミュニケーション強化のために激しくリアクションを取るように医師から指導されているので激しく抵抗します。「やめてー！」息子くん大笑い。なんども指を突っ込んできます。そのたびに大騒ぎ。へそを手で隠すと今度はパンツをおろしてきます。股間が見えると大爆笑。「や め て ー ！」止めるわけもありません。おかげでなかなかお風呂に入れないまま半裸の中年がリビングで叫んでいる光景が完成です。男の子ってばかねえと妻さんが鼻で笑っています。風呂上りもやっぱりすりよってきて足に絡みついたり、背中のほくろをいじってみたり、やっぱりおへそをいじってきたりとにかくベタベタとくっついてきます。楽しいのですがさすがに風邪をひいてはいけないので服を着ると、これまた不思議であっさり興味をなくしておもちゃで遊び始めます。余韻というものがまるでない。さっきまで「パパ大好き！」な雰囲気のコミュニケーションはなかったかのように去っていくのでそれはそれで悲しいのです。
子どもってそういう遊び大好きなんですね。
大人になったらあまり言わなくなる「えっち」とか「ちんちん」とか「うんち」とか、聞くのも言うのも遊ぶのも大好き。みんな通ってきた道だと思います。下手すりゃ大人でもいまだにシモの話は笑えますもんね。もしかしたら一生好きなのかもしれません。
お風呂上りにバスタオルで隠れたぞうさんをわざとちらっと見せてくる息子くんはいま間違いなくえっちです。将来、変質者にならないことを祈ります。
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