くまくまさんです。
先日、息子くんの発達相談で市の児童相談所に向かいました。
以前から言葉の遅れ等気になる部分がたくさんあったもののちゃんとした場所で相談を受けるのは初めて。事前に送られた問診票を書いて息子くんと出発です。保険センターに到着し広い部屋で問診票について軽く聞かれました。部屋には他にもたくさんの親御さんがいてそれぞれが同じような質問と相談をしているようでした。こんなにいるんだねって感想。
その後、児童福祉司(児童心理司?自己紹介もそこそこにさっそく始めたので曖昧)の女性と話すことになりました。
親目線で気になっていることを質問されながら隣でまたは他の子と遊んでいる息子くんの様子をじっと見つめる専門家。不安がっている親を気遣いながら、プロの目です。
プロの目線で気になった点、結論を先に申し上げますと。
①遅れはある。特に人とのかかわり方面での遅れが見られる。
②つま先立ちが多い。
とのことでした。
①一番気になっていた遅れの件。
うちの息子くんは物の興味が強いけど人への興味が薄いことが指摘されました。好奇心旺盛。いろんなものが目に入って気になるとそちらへ確かめに行きたくなってしまう。でもそれが誰のものであるかは気にできないということでした。
例えばそれがおもちゃだったとして、そのおもちゃを先に他の子が遊んでいたとします。普通なら遊び終わるのを待つか、「貸して」と言うところですが自分が触りたいからと横から入ってきて自分流に遊んでしまう、または奪ってしまう、そういう感じです。本来であればもう少し前の月齢で理解ができるようなのですがそこがうちの子は遅れているそうです。だから夕食中に親の分のおかずを平気で取りに来てしまうのだそうです。
「だめだよ。それはパパ(ママ)の分だよ」と言っても聞かないのは『ここ(自分のお皿)にもお肉、ここ(親の皿)にも同じお肉。なんでダメなの?同じじゃん』という想いなのでどうして注意されているのか理解ができない状態なんだそうです。子供と目線が合わないのも人に興味がないからだと。なんとなく納得。
原因はそれぞれだけど概ね親子のコミュニケーション不足。同じ部屋にいるのにテレビに育児を任せて自分は横でスマホや本で自分時間。これが一番最悪。正直身に覚えがあります。
とりあえずは一日10分でいいから子供と目を見てがっつり向き合う時間を作って欲しいとのことでした。特に子供が自分から目線を合わせてくるタイミング(楽しい時、テレビをつけて欲しい時、ブランコに乗っている時など)にめいいっぱい構ってあげてください、とのアドバイスでした。テレビを見るにしても膝の上に乗せて番組を全部実況してあげるくらいの話しかけが大事とのこと。
②つま先立ちの話は意外でした。息子くんはつま先歩きが多いそうです。
子供は足の裏からたくさんの刺激を与えられることで脳が発達するそうですがつま先歩きだと一部分しか地面に接地していないく発達が遅れることがあるとか。
対策としてはできれば芝生の上を裸足で歩いてもらったり、たくさん外で遊んで足全体に刺激を与える事。難しいようなら家の中で足の裏、特にかかとのマッサージをしてほしいとのことでした。目を見ながらできるといいなと思います。
概ね以上の2点です。本当は言葉の遅れなどもっと話したかったのですが「一番気になることはなんですか?」と聞かれたことで相談を絞った形です。1時間程度ではそのくらいが限界ということでしょう。私たちのように心配している親御さんは一日あっても足りないくらい相談したいに決まっています。
一応このアドバイスを続けてみてまた3か月後に経過を診るという約束で予約を取りました。
最後に福祉司さんから親へのアドバイス
「親だって仕事で疲れている。無理しない。頑張りすぎない。」
『やらなければならないこと』が山積みだと考えてしまうと頭がパンクしてしまいそうだったので少し救われました。
夕方、妻さんとその話をして実践してみることにすると今までいかに息子くんとかかわっていなかったかと思い知らされました。これがいい方向に向かってくれることを祈りながらもっとコミュニケーションを取っていきます。
↓↓ブログランキングに参加しています。
良ければボタンをクリックしてもらえると嬉しいです♪