くまくまさんです。
たいていの人は30歳を超えると新しい音楽を聴かなくなるとどこかできいたことがあります。
確かにテレビで今流行の歌手やバンドが出てきても「なんかチャラい」「音が安っぽい」「歌詞が薄っぺらい」「なに歌ってるか分からない」などと詳しくもないのに勝手に批評してしまい聞かないことが多いです。
一方でラーメン屋などで昔のJ-popやアニソンを聞くと「これこれこれですよ、このイントロからのぶああっ!ドン!」「この興奮が今の音楽には足りないんだよね」などと意味不明に盛り上がってしまうこともありますね。たぶんこれが懐古厨ってやつなんだと思います。今の方がよっぽど技術もセンスもある気がしますけどね。思い出補正怖いです。
そんな私が最近珍しく食指が動いたのが「YOASOBI」。
今時だれもかれもが知っている超メジャーユニットですよね。初心者の私がここで皆さん以上に語れるものは何もありません。
気になってはいたものの今更CDを買うのも億劫で断念していたのですがAmazonプライムに入会したことでAmazonmusicが聞き放題になり、そこに「YOASOBI」さんのアルバムがあったのでテレビで流しました。
ボーカル幾田りらさんの綺麗な声と転調多めの不思議な世界観が面白いなと思いました。
洗濯物を干しながら聞いていると小さな影がテレビの前にいるのが分かりました。
息子くんです。クッションに頭をのっけてブランケットを自ら毛布代わりに体にかけて横たわり、今にも寝そうなスタイル。普段ならテレビ番組も映像が動いてなければチャンネル変えろとすぐにリモコンを渡してくる彼ですが、ジャケットデザインしか表示されていないはずの画面をじっと見つめて静かにしています。ちょっとした驚き。集中して音楽に耳を傾けているということだと思います。
これまたなにかの切り抜き動画で見ましたが幾田さんの声は特殊で動物にしか聞こえない高周波的なものが含まれているそうで歌っているとネコが寄ってきた、なんてエピソードがあった気がします(間違っていたらすみません。ソースが見つかりませんでした)。
音楽に敏感な子供にもウケるということは「YOASOBI」さんの楽曲とともに幾田さんの声質にもなにか惹かれるものがあるのでしょうかね。知りませんけど。でも大人も好きですから大多数に受け入れられているということはきっと素敵なんだと思います(薄っぺらいコメント)。
息子くんはそういえば以前も有名YouTuberのゆゆうたさんが「YOASOBI」さんの「怪物」という曲を初見で高速耳コピするという動画をじっくり鑑賞していたこともあります。
アニメ以外ほとんど見ない彼がそれなりに集中していたのを思い出しました。
保育園でもおもちゃのピアノを叩いたり、鈴を鳴らしたりしているそうなので意外と音楽好きなのかもしれません。
芸術は生きるには一切必要ないけどよりよく生きるためには必須である、って言葉ありましたよね。息子くんもよりよい人生を過ごすうえで音楽好きだったら嬉しいなと思います。
私は久しぶりに昨日お風呂でジョンコルトレーンの「The Night Has A Thousand Eyes」を聞きました。大学生時代このアルバムがなかなか見つからなくて都内をウロウロした記憶がよみがえりました。難しい曲ですがリズムチェンジとブレイクが好きです。
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