くまくまさんです。
お風呂で肩まで浸かってゆっくりため息を漏らしながら一日の疲れを取るのが最高だと考えている私。顔をお湯でぱちゃぱちゃ洗い流したりなんかして、気持ちいいったらありゃしないですよね。そのあと湯面にうっすら油が浮いている気がしたけどそれは見なかったことにして今日もこのうっすら七色に輝く湯面に明日の希望を見出すのである。おわり。
と早くも締めたいところですが息子くんの入浴タイムが修羅場を迎えています。
かつて『髪を洗っただけで号泣しちゃう事件』やら『ひざの上で洗ってる最中に盛大にうんち漏らしちゃった事件』を起こしてきた犯人が最近またしても私の頭を悩ませます。今回は『お風呂の中の物が気になりすぎて湯船になんて浸かってられねえ事件』です。
つかまり立ちの習得と鍛錬の積み重ねによるデメリットとして『仰向けに寝ることを嫌う』習慣が身についてしまった息子くんです。当然お風呂の中でもパパのひざの上でおとなしく入浴なんてしたいわけもなく、つかまり立ちを切に希望します。仕方なく立たせるとカランやシャワーのホースをとにかくいじくり倒します。ただいじっているだけならまだしも若干手が届かない対象物たちに対抗するため後ろで息子くんの補助をしている私の足や骨盤を当たり前のように踏み台にします。これが結構つらい。黒い三連星の下の方になった人の気持ちがよく分かります。重いだけならまだしも特に骨盤は足でゴリゴリ踏まれるので痛みに耐えなくてはいけません。あまり圧迫されたことのない箇所を踏まれたためかなんだか吐き気もしてきたような気がするのでたまらず横抱っこに移行するもやっぱりその態勢は嫌すぎてギャン泣きしまた振り出しに戻る、そんな毎日です。
とても一日の疲れを取って、ゆずの『栄光の架橋』なんか歌いながら明日に希望を見出すなんてことはできません。
せめてなぜ興味があるのか、達成したい目的はなんなのかが分かれば代替案を提示し、大人しく肩まで湯船に浸かって男同士の妙な結束を高めたいところですが今のところ息子くんに和解という二文字は見当たらないようです。
犬や猫の気持ちや言いたいことが分かる器械があるんだから赤ちゃん用のポケトークもそろそろ登場したっていいじゃないですか。というか早く作ってください。本当に。マジで。
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