くまくまさんです。
『ばあば』や『パパ』となんとなく喃語がしゃべれるようになってきた息子くん。
しかし妻さんは『なぜママとは言ってくれないのか』と不満を募らせる毎日のようで、『これだけお世話しているのに』という無償の愛に似せた見返りを求めているように感じられるのですがそう書いてしまうとこのブログの一番の読者である妻さん本人から『そんな風に書かれては誠に遺憾である。解せぬ』と言われかねないので冗談ということにしておきます。ということで今のはジョークです。もちろんですよぐぇへっへっへ。妻さんサイコー。
妻さんはママといって欲しい欲求が高まりすぎた結果、息子くんに毎日『まんまんまん…』と言い聞かせては真似してしゃべってくれないかと奮闘中です。朝も昼も夜も『まんまんまん…』。ついでに私もつられて『まんまんまん…』。だんだん自分が怪電波を発しているのではないかと思うくらいに部屋の中が『まんまんまん…』の音で満たされていきました。
その努力の甲斐あってか息子くんも『まんまんまん…』と発声するようになったのです。妻さんはいちいち『いまママって言った！？』と大喜びで自分の中のリトル妻さんたちとハイタッチを交わしています。
ただ、私は気づいてしまいました。
息子くんの『まんまんまん…』は主にある特定の時にだけ発せられる言葉だということを。それは①自分の思い通りにいかない時②行動が制限された時③お腹が空いた時など不快な気分のボルテージが高まった時専用の『まんまんまん…』なのです。
つまり、息子くんにとって『まんま…』は愛しいママを呼ぶ声ではなく、不快な現状に対する不満を訴える悲しい叫びなのだと思います。
これを知ってしまうと妻さんもひどく落ち込むことが想定されるので未だ黙っています。必死で『まんまんまん…』と言い続けては喜ぶ妻さんと、眉間にしわを寄せて『まんまんまん…』を繰り返す息子くんの表情はどちらも鬼気迫るものがあり、やっぱり親子は似るものなんだなぁと思わせる一場面なのでした。
※上記の話はネタでありもちろん妻さんと予め情報を共有していることを最後に記しておきます。念のため。
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