くまくまさんです。
この育児ブログの記事は基本的に当日調達します。
日々アップデートし続ける息子くんの様子を書き留めるのが目的なのであまりネタをため込むようなことはしたくないのが本音です。
しかしどうしてもネタが見つからない日もあります。
時間がなかった、疲れていた、昨日と同じだったしな、など言い訳はたくさん出てきますが自分が息子くんと向き合う気持ちが足りなかったと考えると背筋を正さなくてはと思うのです。
で、今日はネタがないんですよねぇ。
祝日なのに困ったな。
なので車検でカーディーラーに行ったことでも。
息子くんが生まれる前からお世話になっている担当さんと子供のことについて話しました。担当さんはもう高校生の子供がいるおじさんなのでパパとしては大先輩です。
話してくれたのは『子供がいてくれて本当に良かった』ということでした。
『この仕事をしていると平日が休みなんですよね。で、子供たちを学校に送り出して、妻がパートに出かけると家に一人になることがあります。その時にふと、この歳で誰もいない部屋でこたつに入りながら缶チューハイを飲んでテレビを見ている人生をずっと過ごしてきていたら…と考えるととても怖くなります』
『子供は自分と妻や親せきをつなぐ大切な存在。動物園のように大人だけではあまり行かない場所にもたくさん連れて行ってくれたし、思い出もたくさんできました。子供は覚えていない思い出も多くて主に親側の思い出ばかりだけど、生きた証ができたような気がしますね』
『子供も結婚もしなくても十分楽しく生きていける世の中にはなりましたが、私は決して一人では生きていけないタイプなのでこうして家族に囲まれている人生をとても嬉しく思います』
私はこの担当さんが好きです。
営業職にある方ですから話が上手なのはスキルとしてあるのでしょうが、言葉に思いが詰まっている感じがしてなんだかいつもほんわかさせられます。
私の話を聞くというより自分の話が多いところも本音っぽくていいですね。いつもついつい長話をしてしまいます。私の性格と似ているところがあるのかもしれません。
私はちょっとしみったれた話やしんみりした話が大好物です。
確かに結婚→出産の流れを当然と思うのは古いスタイルかもしれません。
身体的に金銭的に、難しいという方も多くいます。敢えて選ばない方もいます。
その方々を決して批判するつもりもありませんが、もし『結婚っていいなあ』とか『子供って可愛いなあ』とか一度もでも思ったことがある方は是非とも結婚して、子供を育てて欲しいのです。
人類が生まれてからずっとやってきたことですから、多くの人にとっては悪いものではないはずです。江戸時代の男性の未婚率は50%だったとどこかで見たことがあるので今よりもっと条件はきつかったはずですが人口は増え続けてきました。
パートナーをいつくしみ、子供をいつくしみ、たくさんの思い出とともに歳を取り笑顔で人生を終える。そういうこれまで普通だったことを自分も普通にやるのも悪くないですよ、と思うのです。
寂しいじゃないですか。誰にも知られないまま歳を取って消えていくのは。
若いころの私は『お札になりたい』という夢がありました。
万人に認められる『生きた証』が欲しかったのです。何のために生きているのか、死んだら何も無くなってしまうのではないか。ずっと恐怖に思っていました。もちろん今でも『生きた証』は欲しいです。
でも言うだけでそのための努力は何一つやりませんでした。何をしたらお札になれるのかすら考えようとしないで漠然と思っていただけです。で、結局ただの一般人。
掴んだのは妻さんと一人息子くんだけ。
でもそれでいいのかもと。
パートナーがいて、子供がいて、もしかしたら亡くなる時に笑顔でいられるかもしれないと思える今が幸せです。
どうかこのままでいられますように。
そのために自分はせめてだらしない人間でいないように努力したいと思います。
やってこなかったこれまでの努力はこのために捧げます。
※なるほど、ネタがないとしんみりしたことを書くことがわかりました(笑)
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